毎日の暮らしを支えるバスを もっと便利に、もっと楽しく 運輸部運輸課 式守昇
毎日の暮らしを支えるバスを もっと便利に、もっと楽しく 運輸部運輸課 式守昇

ニーズに合わせた
路線展開に取り組む

私の所属する運輸部運輸課は、一般路線バスの路線計画・運賃・運行ダイヤを取り扱う部署です。
バス事業は、これらを実施するにあたり(ダイヤ改正等)、監督官庁への申請が必要なのですが、その申請業務も「運輸課」で行っております。
新規路線の立案やダイヤ改正などは、日の目を見るもの以外にも計画はさまざまあり、そのための資料や申請書の作成など、多くの作業を行っています。
新規路線の計画は、社内で計画されるものの他にも、行政や企業をはじめとしたお客さまからの要望によるものも少なくありません。行政からは、交通不便地域の生活の足としてのコミュニティバスの提案があり、企業をはじめとしたお客さまからは、交通が不便な地域や、駅から離れた事業所・工場へ向けたバスなど、さまざまな要望があります。私たちは公共交通を担う企業の使命として、これらすべての案件に真摯に耳を傾け、実施の可否を判断しています。
東急バスは、一般路線バスの他、貸切バスや高速乗合バスなどいろいろな運行形態があり、それぞれお客さまのニーズも関係する法律も違います。私が主に担当する一般路線バスも、多くの専門知識が必要で、奥が深い世界です。

もっと多くのお客さまに
ご利用いただけるバスへ

新しいバス路線を作るだけでなく、既存路線の効率化を図るなどして、お客様の利便性向上や路線ごとの収支改善も行います。
現在の部署では、毎年8月に開催され、多くのお客さまが来場される、二子玉川花火大会でのバス輸送に関し、停留所でのお客さまへのご案内方法の改善を提案し、運行効率の向上に貢献した経験があります。花火大会では、多くのお客さまがバスをご利用されるため、通常より多くのバスを用意してご案内していましたが、車内が混雑し始めると次のバスを待つお客さまが多いため、車内に乗車できるスペースがあるにもかかわらず発車する状況となってしまい、乗車まで長い時間お待ちいただき、お客さまへはご不便をお掛けしておりました。そこで、並んでいるお客さまの人数を数えて、適正な人数で区切り、ご乗車いただくバスを指定する方法を提案して、自ら現地でご案内を行いました。その結果、例年より運行効率が向上し、お待ちいただく時間が短縮し、収入も前年を上回る結果となり、翌日は思わずガッツポーズが出ました。ただそれも、乗務員の方々がいてくれるからこそ私たちの会社が成り立っています。営業所で勤務していたときは、日々、乗務員が運行を終え営業所に帰ってくると、大きな声で「おかえりなさい」と出迎えるなど、働きやすい職場作りを心がけていました。
当社の路線の中には、まだまだお客さまの少ない路線もあります。新規路線を展開するときは、当然、開業告知やPRを実施しますが、PR不足によりお客さまを逃していることもあるのかもしれません。花火大会の経験もしかり、今後はもっとお客さまにバスの便利さを知っていただくための努力は決して絶やさず、力を入れていきたいと思います。
東急バスの強みはなんといっても、東急電鉄の鉄道沿線を中心に展開しているこの優良なエリア。現在も多くの方がお住まいになっていますが、まだまだ増加傾向にあります。東急電鉄の駅間距離は他の鉄道会社に比べて短いのですが、各駅の駅圏はとても広範囲に亘るため、今後も多くのバス需要が期待できます。バス事業を行う上でとても恵まれた環境ですが、この環境に胡坐をかくことなく、いつまでも謙虚で真摯な姿勢で、営業努力をしていきたいと思います。

COLUMN人の関わり合いも大事な仕事
営業所での新人時代は、良い先輩方に恵まれ、親切・丁寧に仕事を教えていただきました。自分も後輩を持つようになると、先輩からの恩を後輩に返そうと、どんな時でも怒らずに優しく教えるようにしました。そんなこともあり、異動のときは涙を流して別れを惜しんでくれる人も多くいました。それまで自分が行ってきたことを理解してくれた人がいたことが、本当にうれしかったです。
乗務員を含め、いろいろな立場の人との関わりは、仕事の面白みでもあります。自分はどちらかというと口下手なので、意識して相手の中に飛び込んでいくように努力しました。今から考えると、それが社会人としての第一歩だったと思います。営業所で多くの仲間たちと一緒に仕事をしていると、バスを走らせていることが地域の力になっていると実感します。苦労もありますが、みんなで達成感を得られるやりがいのある仕事です。

運輸部運輸課

式守昇NOBORU SHIKIMORI

生まれ育ったのは横浜市青葉区。実家の前を東急バスが走っており、幼い頃から身近な存在だった。中学、高校はソフトテニス部。大学ではユースホステル部に所属し、全国を旅行して同宿の外国人の方などとの触れ合いを楽しんでいた。趣味は、入社後にはじめたゴルフで、会社の仲間とラウンドを楽しむこともしばしば。

人を知るインデックス